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AI FREAKと申します。
2023年4月からYouTube投稿を開始し、現在は登録者数19,000人まで到達しました。
StableDiffusionを中心に、AI関連の情報をお伝えしているので、もしよければYouTubeもご覧になってみてください。
さて、本記事ではStableDiffusionなどで、画像生成する際に使えるプロンプトをご紹介します。
表情に使えるプロンプト
まずは表情に使えるプロンプトをご紹介します。
ベースのプロンプトは
Top quality, 1 beautiful woman, age 28, white T-shirts, 35mm lens, f/1, cowboy shot, (white background: 1.3)
というシンプルなプロンプトを使用しています。上記のプロンプトに付け足す形で、画像生成を行っております、
嬉しいとき
Half-smile – 微笑
少しだけ微笑んで欲しい場合は『Half-smile』というプロンプトが有効です。
smileとclose mouthを組み合わせて、口を閉じた状態で笑う、という指定の仕方もありますが、『Half-smile』の方が成功率が高いような気がしています。
Smirk – ニヤニヤ笑う
『smirk』というプロンプトも、『Half-smile』と似たような表情を生成してくれます。
smirkは【ニヤニヤ笑う、薄ら笑いを浮かべる、気取った笑い方をする】といったニュアンスを含む単語なので、悪い表情になるかな?と思ってたのですが、プロンプトで指示する分にはあまりそういった負のニュアンスが反映されないといった感想です。
『Half-smile』よりも、若干口角が上がるイメージがあります。
Smile – 笑顔
定番のsmileです。
smileはほぼ100%の確率で、しっかりと笑顔を表現してくれます。
Burst out laughing – 爆笑する
smileよりも更に笑って欲しい場合に使いやすいプロンプトです。
爆笑とまではいかないような印象はありますが、smileよりも笑顔が強調されていることがわかると思います。
Big laugh – 大笑い
Burst out laughingよりも、若干笑いを大きく表現してくれる気がします。
ちなみに同じプロンプトでも、勝手に体全体で表現してくれる確率が高いです。
AIグラビアポーズなどの、はつらつとした表現をしたい場合などにはかなり有効なプロンプトかと思います。
悲しいとき
A bit down: 少し落ち込んでいる
少し落ち込んでいるような表現をしたい場合に有効なのが、『A bit down』というプロンプトです。
切ない印象になるので、少しアーティスティックな表現をしたい時などにおすすめです。
Sad: 悲しい
『A bit down』よりも、もう少し直接的に悲しさが伝わるような画像が生成されます。
Mournful: 哀れみを感じる、悲痛
そこまで大差は感じないかもしれませんが、『Mournful』というプロンプトもおすすめです。
Sorrowful: 深い悲しみを感じる
英語の意味的には、もう少し悲しい表情をして欲しかったのですが、こちらも若干悲しさが増している程度ですね。
今回は基本的に白Tで上半身を写す、というかなりシンプルなプロンプトで検証しているので、もっと大胆に表現したい場合は追加のプロンプトが必要になりそうです。
Cry : 泣く
悲しさをしっかり表現したい場合は、『cry』のように直接的に表現した方が、わかりやすい場合もあります。
撮影に関するプロンプト
画像によっては、上半身だけや下半身だけ写したい、あるいは全身を写したい、など色々な要望が出てくると思います。
被写体をどこまで移すか
ここでは、そういった被写体をどこまで写すか、にフォーカスしたプロンプトをご紹介します。
Upper body – 上半身
上半身を写したい場合の代表的なプロンプトです。
ベルトよりも少し下の方まで写してくれるイメージがあります。また、パンツやスカートなどの指定があるかないかでも、若干の調整が効きます。
こちらはデニムジーンズまでプロンプトに追加しているので、少しだけ反映してくれているようです。
Bust shot – 胸より上部
upper bodyよりも、さらに上の部分を表現したいときに有効です。
顔や胸の部分の強調が大きいことがわかると思います。
この場合は、下半身の服装のプロンプトを外した方がうまく生成される印象があります。
ちなみに右の画像は、デニムジーンズをプロンプトに加えたまま生成したので、かなり無理矢理なハイウエストでデニムも反映されていることがわかります。笑
selfie – 自撮り・セルフー
顔にフォーカスしたい場合は『selfie』のプロンプトもおすすめです。
インカメで撮影しているような構図が撮れます。
Three-Quarter Length – 膝上
『4分の3の長さ』という意味合いなので、膝上の画像が生成されることが多いです。
full bodyまではいかないけど、このくらいの画角に収めたいという場合には有効です。
ただ、確率がそこまで高くないような気もするので、よりよいプロンプトがあればまた共有します。
Full body – 全身
『Full body』は基本的に全身を指定するプロンプトなのですが、上記の画像を見ていただくと、Three-Quarter Lengthとそこまで大差ないことがわかると思います。
『Full body』で足先まで表現したい場合は、何かしらの靴を指定してあげるとうまく行く確率が高まります。
参考までに、上記は『sneaker』を加えたものです。
このように同じfullbodyでも靴のプロンプトの有無で、全身を写せるか否かが変わってきます。
Back only – 背中
顔もカメラの方に向けずに、ただ後ろ姿を撮りたい場合は『Back only』というプロンプトが有効です。
upper bodyやall bodyなどを追加すると、後ろ姿をどこまで写すかも指定できます。
ライティング・外のひかりや明るさについて
ここでは、画像の明るさについて有効なプロンプトをご紹介します。
sunlight – 日光・日差し
こちらは『sunlight』というプロンプトを追加した画像です。
しっかり日差しが反映されて、かなり明るい印象が生成できていると思います。
快晴を表すのにとても適したプロンプトです。
『sunbeam』というプロンプトでも類似した結果になります。
dappled-sunlight – 木漏れ日
かなり細かい違いにはなりますが『dappled-sunlight』というプロンプトは、『木々の間を通り抜ける太陽光が散乱して影に遮られる様子』を表す英表現だそうです。
確かに画像を見てみると、木漏れ日が当たっているような印象があります。
Early-morning – 早朝
sunlightと比較すると、若干日差しが落ち着いているように感じます。
日の当たり方や、陰の感じなど「これから陽が出る様子」を再現しているようです。
『dappled-sunlight』とは、かなり類似しているプロンプトです。
moonlight – 月明かり
『moonlight』は月明かりというような意味合いですが、明るさの様子だけでなく、月も映り込むことがあります。
おかげで少し雰囲気がある画像が生成できます。
Midnight – 深夜
さらに夜の雰囲気を醸し出したい場合に有効なのが『Midnight』というプロンプトです。
streetの指定でプロンプトを出しているので、街並みの明るさが若干反映されてしまっていますが、しっかり夜の感じは伝わるかと思います。
darkness – 暗闇
本当は真っ暗な様子を表現したかったのですが、あまりうまくいきませんでした。
しかし、これはこれで画像として落ち着いた色味が表現できるので、メモがてらに残しておきます。
暗闇というほど暗くはありませんが、日陰くらいのニュアンスは再現されています。
AIグラビアに使えるプロンプト
AIグラビアに使えるポージングや表情などに関するプロンプトをご紹介します。
AIグラビアのポージング
ポージングに関するプロンプトは、服装、場所との相性次第でも精度は変わってきます。
指定したプロンプトでうまく表現されない場合は、ポージング以外のプロンプトを調整すると上手くいくことがあります。
spread legs – 足を広げる
こちらはグラビアでは王道のポージングです。
下着やビキニ、ボトムスをしっかり指定してあげると、比較的高い頻度で表現される印象があります。
うまく生成されない場合は“on the beach”や、“on the floor”など、地面を表すプロンプトも入力してみてください。
Straddling a chair – 椅子にまたがる
椅子に座らせたい場合に有効です。
単純にsitting chairと指定するよりも、足を広げてくれたり、色々なバリエーションで生成してくれる印象があります。
先ほどお伝えしたspread legsと組み合わせて使うのも良いと思います。
chairの部分を他のプロンプトに言い換えるなどすれば、応用が効きます。
Arching the back – 背中を反らす
Arching the backというプロンプトを用いると、背中を反るような画像を生成してくれます。
横向きにしたり、後ろ向きにしたり、目線などを表すプロンプトと一緒に用いると、セクシーなポージングをしてくれます。
特に何も指定せずに、Arching the backだけでガチャを楽しむのも良いかと思います。
Booty pose – お尻を強調するポーズ
よりお尻にフォーカスしたい場合に有効なプロンプトです。
特にバックの指定などをしなくても、勝手に後ろ向きの姿を生成してくれる確率が高いです。
バック系の指定をして、さらにカメラ目線のプロンプトを追加すると、体と頭の連動がおかしくなることが多いのですが、Booty poseがその悩みを解消してくれました。
Swayback stance – 腰を後ろに反らせる立ち姿
腰を反らせる時に、自然と片腕が上がることが多いプロンプトです。
こちらも割とランダムに自然なグラビアポーズを生成してくれる印象があります。
Kneeling pose – ひざまづくポーズ
こちらもAIグラビアを生成する際は欠かせないプロンプトかと思います。
特にビーチとの相性が良いような気がします。Kneeling poseでは左のようにペタンと座ることも、膝立ちして座ることもあります。
あまり細かい指定はせずに、そこはガチャとして楽しむのも良いと思います。
Showcasing cleavage – 谷間を披露する
こちらは谷間を強調させたい場合に使えるプロンプトです。
精度は他のプロンプトと比較するとあまり高くはありませんが、腕組みのプロンプトと一緒に使うなど工夫すれば再現率が高くなると思います。
構図の指定をしなくても、Bust shotのように胸周りから上の部分を生成してくれるようです。
Emphasize the cleavage – 谷間を強調する
Showcasing cleavageよりも、さらに胸にフォーカスした画像を生成することができます。
バストの大きさを変更すれば、より顕著にプロンプトの効果が発揮されると思います。
Seductive pose – 誘惑的なポーズ
こちらはランダムに自然なグラビアポージングをしてくれるプロンプトです。
「特定のポージングを生成したい」というより、AIに色々とポージングを作り出して欲しい時におすすめです。
また、このようなざっくりとした指示の方が、細かいポージング指定の時よりも、全体的な生成画像の質が高い気もします。
プロンプトの基礎や応用に関して
上記ではベースのプロンプトに追加すると、微細な変化を与えられるプロンプトをお伝えしました。
よければ早見表として読み返すなど、ぜひ参考にしてみてください。
また、そもそもベースとなるプロンプトやモデル、Lora、の基礎的な知識や応用方法についてはTipsというサイトでまとめてみました。
今までYouTubeで無料で色々な情報を出してきましたが、一番大事で、かつYouTubeでは伝えなかった肝の部分を全公開しています。
「AI美女がうまく生成できない…」という方は、ぜひ無料部分だけでもご覧になってみてください。
このTipsの記事を見ると、このような画像が生成できるようになります。
完全に初心者の方でも、一気に上級者クオリティの画像が生成できるような講座となっています。
これらはあくまで一例で、画像生成時の肝となる考え方や応用方法なども、詳しくお伝えしています。
記事は有料になりますが、Tipsにはアフィリエイトという機能があって、記事を購入した方もお金を稼げる機能があります。
詳細については記事内でお伝えしているので、ぜひ無料部分だけでもご覧になってみてください。
まとめ
こちらのページは随時更新予定です。
良さそうなプロンプトがあれば、また追加をしていくのでよければたまにチェックしてみて下さい。
また、LINE@でお友達追加していただいた方限定での情報発信もスタートしたので、興味がある方はそちらもぜひ。(そんなに頻繁にLINEしないので、そこまで鬱陶しくはないと思います)