画像を高画質化できるAIツール『HitPaw Photo Enhancer』をご紹介

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本記事では、画像を簡単に高画質化できるAIツールのHitPaw Photo Enhancerをご紹介します。

このツールを使うと、このように解像度を簡単に向上することができます。

画像 高画質化

風景などの画像だけではなく、人物画像やアニメ画像、AIで生成した画像などにも、勿論使用できます。

体験は無料で行えるので、ぜひチェックしてみてください!

目次

HitPaw Photo Enhancerのインストール方法

まず公式サイトから左下の無料体験はこちら、というボタンをクリックします。

※MacとWindowsの選択肢があるので、まちがえないようにしましょう。

いずれかをクリックすると、ダウンロードがスタートします。ダウンロードを終えたらファイルを開きましょう。

すると、インストールボタンが表示されるので、プライバシーポリシーなどしっかりご確認の上、インストールボタンをクリックします。

こちらのインストールも数分で完了します。

インストールしたアプリを開くと、このような画面になります。

以前ご紹介したHitpawの動画バージョンと、使い方はほとんど同じです。

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こちらに画質を向上したい画像をドロップするのですが、まずは用意されているサンプルを試してみましょう。お姉さんの顔が写っている画像を選択してみます。

右の部分から、いろいろとモデルを選べるようです。顔のアップの画像なので、フェースモデルを選択してみましょう。

プレビューボタンを押すと、加工後の画像がみれます。

もと画像は、かなりぼやけているのですが、一瞬にして綺麗な画像になったのがわかると思います。

ちなみに無料版だと、上記の画像のようにウォーターマークがつきます

イメージ通りであれば、右下のエクスポートを押すと、画像の加工がスタートします。

しばらくすると、完了済みのタブに移動します。画像右側のフォルダのアイコンを押すと、画像を確認することができます。

ちなみに、フェースモデルは『柔らかい』と『鋭い』という項目から選ぶことができます。出来上がった画像を比較してみると、こんな感じです。

『柔らかい』は自然に高画質化してくれて、『鋭い』の方は、AIの加工感が強めに反映されています。

画像の種類に応じて、適したほうを選ぶのが良いかと思います。

StableDiffusionで生成した画像で試す

それでは、先日StableDiffusionで生成したAI画像でも試してみましょう。

Id adapterという機能を用いて生成したこちらの画像ですが、ズームしてみると画質が荒いことがわかります。

ひとまず先ほどと同じように、フェースモデルで試してみましょう。

出来上がった画像はこちらです。

元々の画像よりも、むしろぼやけてしまったように思えます。試しに、鋭いのほうでも生成してみましょう。

こちらも少し加工が強すぎて、いまいちなようです。

モデルを変更してみましょう。

一番上のジェネラルモデルというものが、かなり汎用性の高いモデルのようです。こちらを適応させて生成した画像をみてみましょう。

元々の画像の雰囲気を活かしつつ、しっかりと高画質化されたことがわかります。

こちらの画像は顔が大きく表示されているので、フェースモデルが良いと思っていたのですが、どうやらAIで生成される画像はジェネラルモデルのほうが相性がいいみたいです。

ちなみに、ステーブルディヒュージョンで生成した画像であれば「tileやHires.fixなどで高画質化すればいいじゃないか」という意見もあると思います。

しかし、それらの機能を使うと、よくも悪くも元画像よりもデフォルメが強くなってしまうことがあります。

なので『元画像の雰囲気を活かして高画質化したい』という時は、このHitPaw Photo Enhancerなどのツールを使うのも、非常に有効な手段だと思います。

それでは他の画像でも、もう少し検証してみましょう。

こちらのメガネをかけた女性の画像でも試してみます。

ちなみに解像度は段階ごとに選ぶことができて、なんと800%という選択肢もあります。さきほどまでは400%を選択していましたが、今回は800%を選択してみましょう。

すごい時間がかかると思いきや、1分程度で画像が生成されます。

出来上がった画像を比較してみると、こんな感じです。

画面だとうまく伝わらないかもしれませんが、ぼやつきがかなり解消されました。

元々の画像もそこまで画質が悪いわけではないのですが、ズームで比較してみると、やはりしっかり高画質化されていることがわかります。

アニメ画像を高画質化してみる

それではアニメ風の画像でも試してみましょう。

以前ミッドジャーニーで作成した、こちらのローファイ風の少女をドロップします。

ちなみに、画像は同時に複数枚アップロードすることができます。

もし大量の画像を高画質化したい時があれば、まとめてエクスポートして放置しておくと、とても効率よくアップスケールすることができます。

出来上がった画像を比較してみましょう。

左側が元々の画像で、右側が加工後の画像です。

元画像は、ズームにすると輪郭の部分がぼやけていますが、加工後はくっきりと生成されていることがわかります。

モノクロ画像をカラー化

ちなみに、動画の時と同じようにモノクロ写真をカラーにすることもできます。

こちらの女性の写真を使って、検証してみましょう。右の選択項目の中から、カラーモデルを選択します。

解像度は一旦100%にしてみましょう。

かなり自然な感じで、カラーの加工を自動で行ってくれました。最初の画像と比較すると、こんな感じです。

過去の家族写真や、歴史上の人物など、モノクロでしかデータが残っていないものを、加工してみても面白いかと思います。

ちなみに100%で生成したので、出来上がりの画質が少し荒くなっています。そういう場合は、カラー化した画像をドロップして、追加で加工を加えることもできます。

ジェネラルモデルを選択して、400%でエクスポートしてみましょう。

出来上がった画像がこちらです。

元々は、白黒で、更に画質が悪い画像だったのですが、二度の加工をかけてこのような仕上がりになりました。

今回はカラー化をしてから、ジェネラルモデルを選択してみましたが、勿論違う加工を掛け合わせても良いと思います。

理想の結果が出力されない場合は、そのように加工するモデルを工夫すると解決することがあります。

グラフィックデザインの高画質化

それでは最後に、ステッカーやTシャツなどのグラフィックデザインで試してみましょう。

最近ではミッドジャーニーなどを使用して、ステッカーやTシャツを販売している人が非常に増えてきました。

現時点では参入者もそこまで多くないので、とてもチャンスなビジネスだと思うのですが、最終的な画像のクオリティが非常に重要になります。

今までにご紹介してきた、AI美女や、AIアニメなどの画質向上にも勿論使えるのですが、商品を販売するときには質が高い画像の方が良いことはいうまでもありません。

それでは、しっかり高画質化できるか確認してみましょう。

ミッドジャーニーで適当に生成した、こちらのステッカー風のブルドッグ画像を高画質化してみます。

既にそこそこ綺麗な画像なのですが、やはりズームすると画質の荒さがわかります。

データで見る分にはそこまで問題はないのですが、ステッカーやTシャツ印刷など、実物にするとこういった部分が少し目立ってしまいます。

出来上がった画像がこちらです。ズームをしてみると、しっかり高画質化されていることがわかります。

フチの部分などもぼやけが抑えられているので、背景だけ切り抜きたい時もスムーズに行うことができます。

Tシャツ販売やステッカー販売をお考えの方には、おすすめかと思います。

料金体系について

今回ご紹介したHitPaw Photo Enhancerは、有料課金が必要になります。

3つのプランから選択可能で、推奨されているのは一年のプランのようです。

本動画をアップした時点では、割引が適用されて約一万円になっているので、一ヶ月あたり800円程度で使用できます。ちなみに、マックとウィンドウズだと料金が異なり、若干Windowsの方がお買い得になっています。

オンラインサイトについて

ちなみにHitPaw Photo Enhancerはオンラインでも使用することができます。

UIは異なりますが、基本的な使い方・機能などは上記とほとんど同じです。

PCにソフトをインストールする必要がないので、より手軽ではあるのですが、アップロード速度などはネット環境に依存します。自身の環境や目的に応じて、PCソフト版とオンライン版とで、どちらを使うか選択するのが良いと思います。

ちなみに料金はソフト版とは若干異なります。

契約期間によって処理サポートの容量が異なりますが、週単位でも選択できるので「ひとまず1週間くらい試したい!」という方には、オンラインも検討してみてください!

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