本記事では、Midjourney web版の使い方をご紹介します。
元来Midjourneyは、Discordと呼ばれる外部アプリで使用する必要があったのですが、アップデートによりWebで活用できるようになりました。
実際にアルファ版を使ってみたので、初心者の方にもわかりやすく、使い方や便利になったポイントをご紹介します。
Web版を使う前に注意点
上記の通り、web版の機能はまだお試し段階です。
使える人の条件は『過去にMidjourney内で1000枚以上の画像を生成した』人限定になります。
100枚であればすぐに到達するので、ひとまず100枚画像を作ってみましょう。
既にMidjourneyをDiscordで活用している人は【/info】と打ってEnterを押せば、何枚画像を生成しているかを確認することができます。
100枚に達していない人は、ひとまず100枚の画像を生成しないと、Web版は使えないみたいなのでご注意ください。
Midjourney Web版の使い方
画像を生成する方法
こちらのURLから、アルファ版のWebに飛ぶことができます。
トップページはこんな感じになっていて、一番上のimagineという場所にプロンプトを入力して、Enterを押せば画像が生成されます。
試しに【Woman】と打って生成してみます。
すると、このように画像が生成されました。
画像詳細の変更について
右側に3本線のようなマークがありますが、そこを押してみるとこのような画面が表示されます。
ここでは、画像サイズはMode、Versionの指定やStylizationの数値調整などが簡単にできます。
【Image Size】はそのまま画像サイズを指します。
【Model】ではバージョンの変更などができますが、基本的には最新のV6で問題ないと思います。
【Aesthetics】という項目の数値を調整すると、同じプロンプトでも生成される画像の雰囲気がかなり異なります。
例えば、すべての数値をMAXにすると
このように芸術的な画像を生成してくれます。反対にすべてを0にすると
モノトーン気味の画像を生成してくれました。
どちらが良いと言うわけではありませんが、この数値を変更することで理想の画像に近づけることができます。
生成した画像の確認・加工方法
生成した画像は、上から二番目の【筆のようなマーク(Create)】を押すと確認ができます。
出来上がった画像をクリックすると、更に加工などを加えることができます、
Vary(類似した画像で更に違うバリエーションが画像生成)や、Upscale(高画質)を行いたい場合は、こちらから行いましょう。
最近(2024年7月時点)実装された、Reframeという機能は特におすすめです。
Reframeを押すとこのような画面になりますが、生成した画像を更に拡張することができます。
試しに上記のようにZoom 2xを適用してみます。
すると、元画像よりもさらに引きの絵で画像を生成してくれました。
これを繰り返せば、例えばもっと下半身を写したり、全身を映すことも可能になります。
意外と活用できている人が少ない印象がある機能なので、ぜひ活用してみてください!
その他便利な機能
検索機能がかなり実用的
画面の右上に検索窓があるのですが、こちらは非常に便利です。
何か画像を生成したい場合、この検索窓を利用すると、理想に近い画像を探せるかもしれません。
他人が生成した画像一覧が表示されるので、それらを参考にしつつ、欲しい画像に近づけていくことが可能です。
フォルダ管理が可能に
上から三番目の写真マークを押すと、過去に生成した画像一覧が表示されます。
こちらもDiscordの時よりもとても見やすくなっています。
更に、フォルダを作って管理をすることもできます。
右側にある、Create Folderから新規フォルダの作成が可能です。
Create Folderを押すと、このような画面が表示されます。
Titleを設定して、Create Folderを押せば完了です。
画像をフォルダに移動する方法ですが、Shiftを押しながらくクリックをすれば複数選択も可能なので、選択した状態でドロップすれば移動が完了します。
もしくは画面の下にこのような表示がされるので、こちらからフォルダに移動させてもOKです。
Midjourney web版の使い方まとめ
以上が簡単な使い方のまとめになります。
また本格的にリリースされたら、追加機能も出てくると思うので、本記事もリライトする予定です。
最近ではAI動画が流行っていますが、動画のクオリティを上げるにはまず画像生成の質を上げる必要があります。
「なかなか狙い通りの画像が生成できない…」とお困りの方は、ぜひTipsの方も参考にしてみてください。