【動画生成AIを比較】おすすめAIツールに課金して、ランキング形式で比較してみた

動画生成ai 比較

こんにちは、AI FREAKです。

最近では動画生成AIが大ブームとなっていますが

🗣️「動画生成AIが多すぎて、結局どれがいいの?」

というメッセージをよく頂きます。

そこで、現時点でおすすめとされている動画生成AIに課金して、それぞれのクオリティを比較してみました。

「現在は無料プランだけど、有料も試したい!」という人は、ぜひ参考にしてみてください。

今回比較する動画生成AIは【RUNWAY GEN-3】【Kling】【Luma DreamMachine】【Pixverse】です。

現時点で、クオリティが高いとされるおすすめの動画生成AIツールです。

これらを同じ画像、同じプロンプトで生成したらどのくらいクオリティに差があるか、比較検証していきます。

1️⃣ 画像の特徴ごとに比較
2️⃣ それぞれのAIツールの特徴
3️⃣ それらを踏まえて独自ランキング発表

という流れでいきたいと思います。

⚠️皆さんご存知の通り、AIツールのアップデートはかなり激しいので、すぐにまた新しいツールが登場したりすると思います。なので、本ブログは随時更新予定です。

目次

画像の特徴ごとに比較

アニメ実写系の画像で比較

まずはこちらの、Midjourneyで生成した『魔女の宅急便風の少女』を動かしてみます。

動画生成ai 比較

アニメの実写系という括りですが、うまく動くでしょうか。

同じプロンプトで検証したいので、シンプルに『girl is smiling』と入力して動画生成を行います。

出来上がった動画はこちらです。

それぞれ画像がしっかり動画化しているのがわかります。

AIツールごとの動画もアップでみていきましょう。

RUNWAY GEN-3は、やはり非常にクオリティが高い印象があります。

顔の印象を変えずに、しっかりと動画化してくれています。

笑顔が完璧に反映されているわけでは無いですが、何度か生成すればよりクオリティをあげることができます。

Klingは動きを大きく反映してくれるのが特徴なのですが、この画像でもしっかり笑顔を適用してくれています

しかし、その反面、顔つきが別人になってしまっているようにもみえます。

特定の人物を動かそうとする場合は、あまり表情に関するプロンプトを指定しない方が、うまく生成できるかもしれません。

Luma DreamMachineに関しては、元の顔を比較的維持してくれています。

しかし、GEN-3やKlingほどは大きく動いてくれません

とはいえ、数秒であれば、かなり使い勝手はいいと思います。

ちなみに、以前作成した千と千尋風の動画は、8割ほどDreamMachineを用いて生成しています。

参考までに、こちらもチェックしてみてください。

ラストはPixverseです。

Pixverseはかなり破綻してしまいましたね。

しかし、これはこれで面白動画だったりの需要はあるので、そういった楽しみかたをするのもありかと思います。

他の画像でも検証してみましょう。

モンスター系の画像で比較

次は、モンスターのような画像でも試してみましょう。

以前の千と千尋風の動画で生成した、こちらのドラゴンの画像を使用してみましょう。

ドラゴンが叫んでいる(A dragon is screaming)という主旨のプロンプトを入力してみます。

出来上がった動画はこちらです。

先ほどの少女とは、また違った生成結果になりました。

では、順番に見ていきましょう。

GEN-3はかなり高画質のまま生成してくれています。

叫ぶことに注力していて、全体的な動きはそこまで自然に生成してくれてはいません。

迫力や美しさにフォーカスされている感じです。

Klingはやはり、動きが大きいですね。

叫ぶ、としか指示を出していませんが、ドラゴンの特徴から勝手に炎も生成してくれています

とてもインパクトがある上に、GEN-3並に綺麗な動画が生成されているかと思います。

お次はDreamMachineです。

一番自然に生成されているようにも思えます。

私自身DreamMachineはよく使いますが、モンスターだったり、妖怪だったり、そういったキャラクターを動かすにはなかなか使える印象があります。

では、最後にPixverseをみてみましょう。

こちらもかなり自然に生成されています。

先ほどの少女の時は、かなり破綻してしまいましたが、こちらでは他のAIツールと遜色ないレベルにも思えます

現状のPixverseに関しては、使用する画像によって、出力結果に結構な差があるといった感じです。

まだまだ検証を続けましょう。

実写のような画像で比較

次は、更に実写のような画像を用いてみます。

Midjourney生成した、こちらの画像を動かしてみましょう。

少年がギターを弾いている、という主旨のプロンプトで生成してみます。

出来上がった動画がこちらです。

比較してみると、GEN-3は実際にギターを弾いているかのうような速度で生成されています。

Klingの動作的には良い感じです。

ではそれぞれの動画をアップにして、詳しく確認してみましょう。

まずは、GEN-3の動画です。

やはりクオリティが非常に高いですね。

AIは指を綺麗にみせるのが非常に難しいのですが、GEN-3では比較的綺麗に生成されています。

また、ギター少年だけでなく、後ろの人物もしっかりと動きが反映されています。

次はKlingで生成した動画です。

こちらもなかなか綺麗に動画が生成できています。

GEN-3よりは若干劣るかもしれませんが、充分なクオリティといった感じです。

DreamMachineもしっかりギターを弾いてくれていますが、少しゆっくりとした動きになっています。

ただ、こういった場合も、動画編集ソフトなどで、スピードをあげればそれっぽくはなります。

最後はPixverseです。

先ほどのドラゴンの際は検討しましたが、この画像では劣っている印象があります。

実はPixverseは、つい先日バージョン2にアップしたばかりです。動画生成のクオリティはあがっているのですが、、バージョン1の時に使えたアップスケールがまだ使えないみたいです。

現状は他のツールに劣っていますが、またすぐに改善するかと思います。

AI美女画像で比較

では、Midjourneyはなく、StableDiffusionやTensor.artなどの、別ツールで生成した画像でも試してみましょう。

前回の動画で使用した、こちらのAI美女で試してみましょう。

GEN-3は前回お伝えした通り、かなり良い感じに動いてくれます。

Klingも途中まではいいのですが、途中から破綻してしまいました。

とはいえ数秒使うだけなら、使えるレベルかと思います。

また、プロンプトを工夫すれば、もっと精度は上がります。

DreamMachineは、基本的に動きがゆっくりなので、その分破綻も少なく、画質もそこまで悪くなっていません。

表情にフォーカスするというよりは、画像だと味気ないからなんとなく動画っぽくしたいという場合には非常に使いやすいです。

Pixverseはこの手の画像はやはり不向きのようです。

この画像に関しては、GEN-3が圧倒的にクオリティが高いですね。

被写体が遠くにいる場合は、動画生成の難易度も結構あがるのでそこはご注意ください。

18禁系画像でも生成できるか検証

では最後に、よく質問をいただくので、セクシーな画像でも生成できるか試していましょう。

まずは、水着の画像で試してみます。

すると早速ですが、GEN-3ではポリシー違反で生成できないようです。

他の水着の画像でも色々試しましたが、どうやらダメみたいです。

水着でアウトは、なかなか厳しいですね。

では他の動画生成AIはどうでしょうか。

他のAIでは、しっかりと動画化してくれました。Klingに関しては、かなり綺麗です。

女性の動きだけでなく、後ろの海の動きも自然に生成してくれています。

DreamMachineも相変わらず動きは遅めですが、こちらもなかなかの出来栄えです。

Pixverseは顔つきが変わってしまいましたが、それでもアップ気味の方がうまく動画化してくれる印象があります。

ちなみに、もっときわどい画像を反映させてみたところ、さすがにどのツールでも弾かれてしまいました。

ひとまず水着くらいが限界なようです。

動画生成AIごとの特徴比較

いろいろな画像で比較してきましたが、実際に使ってみた感想も踏まえて、それぞれのメリットやデメリットをまとめます。

先に私なりの結論を述べると、一番使いやすいのが【Kling】、横動画なら【GEN-3】、次いで【DreamMachine】、【Pixverse】といった感じです。

RUNWAY GEN-3の特徴

現状、一番クオリティが高いのは、やはりGEN-3だと思います。

しかし、GEN-3は縦動画を生成することができません。なので、SNSなどで縦動画を作りたいという人には、現状少し不向きです。

ただ、すぐに縦動画対応もすると思うので、少し待っていても得策かもしれません。

また、あえて難点を述べるとしたら、価格が少し高めです。

とはいえ、ご覧の通り、横動画のクオリティはなかなか素晴らしいので、検討の余地はあるかと思います。

Klingの特徴

Klingに関しては、バランスが良いと思います。

GEN-3のクオリティには若干劣るかもしれませんが、縦動画も作れるので個人的には使いやすいです。

また、先ほどご覧いただいた通り、水着系の動画生成もクオリティ高く生成できます。

難点は比較的すぐにクレジットがなくなってしまうという点です。

DreamMachineの特徴

DreamMachineもなかなか良いのですが、Klingの方がより良いといった感じです。

ただ、こちらも縦動画が生成できるので、縦動画生成の際は、DreamMachineとKlingを併用するとった感じになります。

DreamMachine他のツールと比較すると、アップデートが結構前でした。なので、今後すぐにアプデがあるかもなので、今後に期待したいです。

途中でもお伝えしましたが、こちらの千と千尋風の動画はほぼDreamMachineで作成しているので「DreamMachineでどのくらいの動画が作れるかみたい」という方はぜひ参考にしてみてください。

Pixverseの特徴

Pixverseに関しては、他の動画生成AIツールよりも少し劣っている印象です。

ドラゴンなどのモンスター系に関しては、それなりにクオリティは高いのですが、画像によってクオリティにばらつきがあります。

ただ、AIツールのアップデートはかなり頻繁に起きる上に、すぐにクオリティも上がるので、今後も注目しておくべきだとは思います。

動画生成AIのおすすめランキング

では、わかりやすいようにランキング形式にもしてみましょう。

こちらは完全に主観なので、参考程度にお願いします。

プロンプトの再現度・画質部門

1️⃣ Runway GEN-3
2️⃣ Kling / DreamMachine
3️⃣ Pixverse

プロンプトの再現度や、画質の維持率については、やはりGEN-3が現状上回っているかと思います。

KlingやDreamMachineは、画像によってマチマチといった感じなので、私は適宜使い分けています。

Pixverseは現状、高画質機能がないので、そちらが掲載されたらまた面白くなると思います。

課金して良かった部門

1️⃣ Kling
2️⃣ DreamMachine
3️⃣ Runway GEN-3
4️⃣ Pixverse

少し上記と矛盾するようですが、かなり正直に言えばこうなります。

理由は、やはり縦動画に対応しているかどうかが個人的に重要なポイントになります。

また課金価格との兼ね合いも加味しています。

KlingやDreamMachineは、縦動画でも動画化できるので、InstagramやTikTokなどのショート動画系にも使えます。

とはいえ、GEN-3の縦動画対応も時間の問題だと思うので、その機能が出たらまた順位は変わると思います。

動画生成AIの比較まとめ

以上が、現時点でのおすすめの動画生成AIツールの比較でした。

求めるクオリティと、価格を踏まえて、ぜひご自身にあった動画生成AIを試してみてください。

最新情報は、常にこちらのブログの方で更新していく予定です。

また、どの動画生成AIを使うにしろ、重要なのは狙った画像を作成することです。

画像や動画のクオリティを上げたいという人は、こちらのTipsもよければ参考にしてみてください。

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