本記事では、AIを使って【アニメ実写化動画】や【ショートムービー】を作る方法をご紹介します。
まずは、こちらの動画をご覧ください。
こちらは、AIを使って生成した動画です。
TikTokやYouTubeショート、Instagramのリール動画でみたことがある人もいると思いますが、このような動画は知識があれば誰でも作ることができます。
今回は初心者の方でもわかりやすいように
1️⃣ このような動画を作る流れ
2️⃣ 動画生成AIでマネタイズする方法
3️⃣ よりクオリティの高い動画を作る方法
を簡単にご紹介していきたいと思います。
初心者の方でもなるべくわかりやすいようにお伝えするので、よければ参考にしてみてください。
まずは画像を作ります
AI動画を作るには、まずは画像を作る必要があります。
画像を作れるAIツールは沢山ありますが、様々なスタイルの画像を生成したい場合はMidjourneyがおすすめです。
月額課金は必要になりますが、$10と安いプランもあるので、まずはこちらから試してみてもいいと思います。
「最初は無料で試してみたい」という人は、Leonardo.aiを活用するといいと思います。
Lennarudo..aiの使い方に関しては、以前に記事にしているのでよければこちらも参考にしてみてください。
では早速画像を作っていきましょう。
アニメの実写風画像を作る方法
今回は、わかりやすい例としてジブリの名作【千と千尋風の動画】を作っていきたいと思います。
それでは試しに、Midjourneyで千と千尋の英語名である『spirited away』と入力して、画像を生成してみましょう。
するとこのような画像ができました。
映画を見た事がある人ならわかると思いますが、千と千尋の特徴を掴んでいるように思えます。
『spirited away』という短いプロンプトにも関わらず、このレベルの画像を生成してくれます。
プロンプトというのは、画像を生成するための呪文のようなものと捉えればOKです。このプロンプトを工夫することが、画像生成の第一歩です。基本的には、英語で行います。
なぜこれだけ短いプロンプトで、このような画像が作れるのかというと、恐らく「Midjourneyが千と千尋(ジブリ)の画風や作品を学習しているから」と予測できます。
spirited awayを入力して、もう一度生成してみましょう。
千と千尋のハク(竜)と千尋らしき人物がまたしても生成されました。
しかし、確かに千と千尋の場面のような画像が生成されてはいますが、画像のスタイルに統一感がありません。
そういった場合は、“Realistic”などのスタイルを指定するプロンプト(単語)を追加してみましょう。
すると、先ほどよりもアニメ感が薄れ、実写風の画像が生成されました。
または、”3d character”のようなプロンプトを追加すると、3D風の画像が生成されます。
このように、ご自身が出力したいスタイルに合わせて、プロンプトを追加していきましょう。
あとは、ご自身のお好きな背景や服装を更に指定することで、理想の画像に近づけていくことができます。
特定のキャラクターを生成する方法
それではもう一度、Realisticを指定した画像をみてみましょう。
【spirited away, Realistic】という指定をして生成した画像です。
しかしキャラクターなどの指定をしないと、竜と少女の画像が多く生成されているのがわかります。
この竜は、千と千尋のハクというキャラクターと、主人公の千尋の姿に類似しています。
では、より具体的に特定のキャラを指定する場合はどうするかというと、単純にキャラ名の英語バージョンを追記すればOKです。
例えば、主人公である千尋(chihiro)を追加してみましょう。
出来上がった画像を見てみると、このように人物のみが生成されました。
何度生成しても、しっかりと少女(千尋)のみが生成されていることがわかります。
【chihiro, realistic, spirited away】というワード指定のみで、これらの画像が生成されるのはすごいことです。
あとはお好みに合わせて、服装や髪型、背景などの指定を英語で行っていきましょう。
上記はTシャツや髪型、背景などをそれっぽく指定したものです。
千と千尋には、電車にのって移動するシーンがあるのですが、その様子を想像して作っています。
では、カオナシという特徴的な他のキャラでも試してみましょう。
カオナシは英語でNo face(ノーフェイス)と呼ばれているそうです。
先ほど生成した”chihiro”の代わりに”No face”を追加してみると、それっぽいキャラクターが生成されました。
この二つのキャラクターに関しては、とても簡単に生成できることがわかりました。
ただ、このくらいシンプルなプロンプトだと、基本的に正面の図ばかりになってしまうので、もう少し工夫して画像生成したほうが動画のクオリティが上がっていきます。
先ほど作った千尋のシーンと、似たような設定を加えました。具体的には、
エメラルドグリーンの海の上を走っている電車に乗っていて、電車の赤いシートに座っている
のようなプロンプトを英語で追加しています。
そのように、画像同士の統一感を出すことで、あとで動画にした時にストーリー性をしっかりと感じやすくなります。
学習されていないキャラクターを生成する方法
上記の流れで全てのキャラクター名で生成できれば簡単です。
しかし、主要なキャラクター以外は全く学習されていないケースがほとんどです。
例えば千と千尋に出てくる【釜爺】などのキャラクターは、Kamajiと追加してもうまく生成されません。
そういった場合は、自力で画像を寄せていく必要があります。
釜爺の特徴は、黒いサングラスとスキンヘッド、沢山の手足、など色々とありますが、それらを英語のプロンプトでうまく説明します。
完璧に実写にできているとは言えませんが、近づけることは十分に可能です。
無料の動画生成AIツールで、画像を動画化する
さて、画像がある程度できたら、いよいよ画像を動かして動画化していきます。
画像を動かす事ができる、動画生成AIツールも沢山あるのですが、現在無料で使えてクオリティが高いツールにHaiper.aiというツールがあります。
使い方は非常に簡単で、トップページの【Animate Your Image】をクリックします。
すると、画像をアップロードできるようになるので、こちらに画像をドロップします。
画像が反映されたら、あとはプロンプトを入力してクリエイトをクリックすれば、動画生成がスタートします。
こちらのプロンプトは空欄でもいいですが、詳細なプロンプトを入力した方が、狙い通りの動画が作りやすくなります。
数分待っていると、早速動画が出来上がりました。
しっかりと海の波の動きを生成してくれています。
ただ画像を添付して、プロンプトを設定しただけなので、非常に簡単に動画化できたのがわかるかと思います。
あとは、同様の流れで動画を8〜10個ほど生成すれば、準備は完了です。
生成した動画を編集する
ここまでお伝えした流れで、動画を複数生成することができたら、あとは動画編集ソフトで編集を行うだけです。
編集といっても、少し長さを調整するくらいなので、そこまで難しい作業ではありません。
私は、AdobeのPremere Proという動画編集ソフトを使っていますが、無料の動画編集ソフトでも問題ないと思います。
または、動画編集ソフトを用いなくても、InstagramやTikTokには、デフォルトで編集機能がついているので、そちらを活用するのも良いと思います。
InstagramやTikTokで投稿をしたことがない人もいるかと思いますが、実際に触ってみると非常に簡単です。
リール投稿から、動画を複数選んで、必要な箇所をカットするだけです。
ちなみに「AI動画を作ろう」と考えている人は
- Tiktok
- Instagramリール
- YouTubeショート
と、色々なSNSに投稿することをおすすめします。
基本的には同内容で問題ないですし、何より各SNSによって視聴者の層が違うという特徴があります。
一つのSNSだけに投稿をしていると、もしかしたらバズる可能性があった動画も埋もれてしまう可能性があります。
それぞれのSNSの使い方に慣れるという点でもメリットがあるので、ぜひともチャレンジしてみてください。
動画生成の流れまとめ
改めて動画を作る流れをまとめると
1️⃣ 画像生成AIで画像を作る
2️⃣ 動画生成AIで画像を動画にする
3️⃣ 生成した動画を編集で繋げる
という流れになります。
はじめは慣れるまで少し時間がかかってしまうと思いますが、一度慣れれば比較的早く動画を作ることができます。
全体的な流れ自体は、そこまで難しくないことがわかったかと思います。
ただ一番難しい(大事な)ポイントは、理想通りの画像をしっかりと生成することです。
実写風の動画を作りたい場合は、画像をみただけでも、なんのアニメ(漫画)かがわかるくらいのクオリティに仕上げることをおすすめします。
また、オリジナルの動画を作る際も、それぞれの画像のスタイルをしっかり統一することで、質の高い動画になります。
ちなみに私はこの1年間、AIツールに100万円ほど課金してきて、毎日画像生成を繰り返してきました。
そのおかげで、それなりに狙い通りの画像を生成できるようになりました。
記事を読んでいる方の中には
- 狙った画像がうまく作れない
- 独学では限界がある
- 作り方はわかるけどクオリティが上げられない
- SNSが全く伸びない
など、色々とお困りの方も多いかと思います。
そこで、私が今まで実践したきたことや、学習スピードが早くなるような要点をTipsにまとめました。
上記のようなお悩みがある方は、ぜひチェックしてみてください。
動画生成AIを活用したマネタイズ方法
それでは最後に、マネタイズ方法についても簡単にお伝えします。
色々な方法はあるのですが、YouTubeやTikTokの広告収益が一番想像しやすいと思います。
YouTubeで動画が100万回再生されれば、約30万円前後。TikTokで100万回再生されれば、約5万円前後の収益が発生します。
広告の量や、コンテンツに応じて金額の変動はありますが、いずれにせよクオリティの高い動画を作れば誰にでもチャンスがあります。
100万回と聞くと、難しく感じるかもしれませんが、AI動画は目新しいコンテンツなので比較的バズりやすい分野です。
実際に私はAI動画を活用して
- Instagramフォロワー13万人
- TikTokフォロワー3万人
- 約80万円のマネタイズ
を達成しました。
上記の詳細や、どのようにマネタイズしたのか、等もTipsの無料部分で公開しています。
記事自体は有料になりますが、購入者の方はアフィリエイトで稼ぐこともできます。
現在は50%に設定しているので、経由で売れたら12,490円を報酬として手に入れることができます。
発売してからまもないですが、購入者の中には既にSNSでフォロワーを伸ばし、更に記事紹介でTips代以上に稼いでいる人もいます。
諸々の説明は無料部分で行なっているので、興味が少しでもある方はぜひ覗いてみてください。
それではまた。